鎮魂行

少林寺拳法の修練前に行う鎮魂行は、大切な修行の一つです。鎮魂行には、修練に入るための気持ちを切り替える役割もありますが、「聖句」「誓願」「礼拝詞」「道訓」「信条」を唱和することで、言葉一つ一つを心に刻み、己を振り返ります。

基本稽古

少林寺拳法の基本稽古は「突き」「蹴り」に加え、「受け」「運歩」「体捌き・受け身」など技術の土台となる動きを修練します。その地道な土台の積み重ねが技術習得、そして更なる上達につながります。

移動稽古

習得した突きや蹴りも実際の動きの中で正確かつ力の入ったものでなくてはなりません。移動稽古では実際に移動しながら体の動きを確認していきます。

技術稽古

600種類以上ある少林寺拳法の技術体系を各資格別(級や段)に別れて修練を行います。少林寺拳法の稽古スタイルは組手主体(二人一組)が原則です。お互いに技を掛け合いながら共に上達することを目指していきます。

運用法

運用法とは実際に防具をつけ攻者(攻撃を仕掛ける側)と守者(少林寺拳法の技術で護身する側)をあらかじめ決め、実践の中で双方の攻防の動き、足捌き・体捌きができているかを確認します。
防具:フェイスガード、ボディプロテクター、ファウルカップなど。

法話

少林寺拳法は人づくりのための「行」であるため、どちらかに偏った修行(拳法や技術のみ)だけではなく少林寺拳法の学科はもちろん、社会情勢や時事問題にも触れ自分の考えを持った心身一如の自己を作ります。