道院長ご挨拶

ご挨拶

道院長　南 充広 / Mitsuhiro Minami 准範士六段

18才の時に、東京蒲田道院に白帯で入門して30年が経ちました。

最初の10年は自分の強さを求め、次の10年は道場の発展と後進の成長を求め、この10年は東京都や大田区を通じた少林寺拳法の発展を意識するようになりました。

「少林寺拳法は、単なる武道やスポーツではない」と言われます。拳技の修行が楽しすぎるので、本来の目的である人づくり、国づくりという大義を見失いがちですが、自己確立ができているのか、足元をみつめる日々が多くなりました。

少林寺拳法の奥義は「調和」。

さまざまな世代の人が集う道院は、学校や職場では経験できない新たな出会いがあり、修練を通じて、変化に強い心と体を養う「行」は少林寺拳法ならではの醍醐味と思います。1人の勝者を決めるための武道ではなく、多くの人々の平和で豊かな社会、生活に貢献できる武道でありたいと心から願います。

みなさまとご一緒できますことを楽しみにお待ちしております。

【経歴】